腸内環境を整える

いくら体にいい食べ物を食べても、それを体が収収できなければ、意味はありません。そのためには、栄養分を職収する腸の状態を整えることがとても大切です。

人間の消化器官には、100～300種類およそ100兆個、合計1kgの腸内細菌が生息しています。この細菌の様子は、野原に群れてさく花にたとえて、「腸内フローラ」と呼ばれています。

腸内細菌には、善玉菌であるビフィズス菌や乳酸菌、悪玉菌と呼ばれる大腸菌（ 腐敗菌）などがあります。腸内で、善玉菌と悪玉菌のバランスが崩れると、下痢、便秘、ガス腹などの不調が起きます。腸内フローラの状態を整えれば、栄養の吸収もよくなり、よいお通じにもつながります。

では善玉菌を増やすにはどうしたらいいでしょうか？

乳酸菌を使った食べ物（ ヨーグルト、乳酸菌飲料、チーズ、発酵パター）や、醸造製品（ 漬け物、みそ、しょうゆ、清酒など）を取ることが、特に効果があります。整腸剤を使ってみるのもいい方法です。

ビオフェルミンや、ピフィズス30億（ ビフィズス菌）、コーカサス地方のケフィア菌、エビオス（ビール酵母）、ミヤリサン（ 下痢止めとしても有名）などを続けて飲んでみましょう。さらに、善玉菌の工サになるオリゴ糖を組み合わせてみましょう。甘味料や、ワナナイトといった飲み物として市販されています。いろいろと試してみて、自分に合うものを選びましょう。